ミネカル大地 20kg (n021)
◇ミネカル大地の概要
・共通の組成
貝化石とは、一千万年以上前の太古の時代に、魚介類・サンゴ・プランクトン(微生物)・ブライオゾーア(苔虫類)・海藻等々が、高圧低温下で長期間堆積するうちに腐食分解・風化した化石体となりました。その地下資源を採掘し熱処理したため、浸透性が高く土中微生物や作物体に利用・吸収されやすい微量要素のほとんどを含有する珪酸カルシウム資材に商品化されました。
・産地別特徴
阿寒産:ブライオゾーアが主原料で、新分析値ではカルシウムが37%、珪酸が19%の他、多種類の微量要素含有資材です。
八雲産:各種貝類・サンゴ類が主原料で、カルシウムが26%、珪酸が33%の成分の上、2千万年以上と堆積年数が長いため、風化状態で効果的です。
・ミネカル大地の効用
①主成分の珪酸カルシウムは不活性リン酸の肥効促進、禾本科作物の茎葉堅固・倒状防止。
②豊富な微量要素は土中微生物を増殖・活性化し、通気性・保水性を改善し地力増進。
③その結果、作物体が堅固となり耐病性が増すため農薬減少で経費節減、品知る改善と増収期待。
・成分分析例
項目 | pH | 石灰(CaO) | ケイ酸(SiO2) | アルミニウム(Al2O3) | リン酸(P2O5) | カリ(K2O) | 苦土(MgO) | 鉄(Fe) | 銅(Cu) | 亜鉛(Zn) | マンガン(MnO) | ナトリウム(Na2O) | 腐植酸 | アルカリ分 |
H₂O | % | % | % | % | % | % | % | mg/kg | mg/kg | % | % | % | % | |
阿寒産貝化石 | 9.44 | 37.12 | 19.54 | 無検査 | 0.09 | 0.15 | 0.71 | 1.55 | 8.40 | 24.40 | 0.05 | 0.37 | 0.01 | 37.77 |
八雲産貝化石 | 9.33 | 26.11 | 33.85 | 2.34 | 0.09 | 0.23 | 0.73 | 1.52 | 13.33 | 24.33 | 0.06 | 0.41 | 3.76 | 25.64 |
・貝化石と炭カルの溶解量比較実験結果
溶解量

炭カル 5.52mg/100ml、pH7.35
貝化石 40.49mg/100ml、pH7.65(炭カルの約8倍の溶解率)
・施用量(10a当たり)
稲・麦 | 100〜150kg |
一般畑作 | 100〜200(さく条40〜60kg) |
草地・デントコーン | 100kg |
果樹類 | 200kg |
ミネカル大地の産地は2種類ございます。ご注文時に合わせてご用命ください。
■ミネカル大地(A) 阿寒産貝化石
■ミネカル大地(Y) 八雲産貝化石
※ご不明な点等ございました際には、担当者までお問い合わせください。